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沖縄本土復帰40年
 沖縄本土復帰40

                         平田 周

 

 2012年5月15日、沖縄は本土復帰40周年を迎えた。いま私自身、沖縄での事業に取り組んでおり、その前日まで那覇市に滞在していたこともあって、余計、身近に感じた。仕事を通じて、沖縄の著名人や若い経営者らと話す機会があったので、沖縄についての知識も増えた。もし、今年2月の初めての訪沖がなかったら、多くの人と同様、沖縄についての印象は基地問題と戦争の恐怖に終わっていたに違いない。マスメディアの報道も一面的であり、本当のことを伝えていない。

 

 沖縄をグローバライズすることを目的とするそれなりに大掛かりな計画を立て、順次実行していく準備を進める中、まず会いたかったったのは沖縄にいる国際人だった。米軍基地があることもあり、きっと世界的視野で見ている人がいるに違いない。その人たちの手を借りたいと思った。しかし、そういう人物になぜか出会わない。沖縄国際大学の学長を訪ねて話したが、大学の名前は「国際」がついてはいるものの、教師も生徒もまったく国際感覚に欠けているのだという。

 中高、大学生の英語力も、全国比較では相当低いらしい。基地に勤務する人もおり、アメリカ人と接触する機会が多いはずなのに不思議なことである。

 

 沖縄サミットが開催された時の知事だった稲嶺恵一氏(現在、蠅蠅紊Δ擦参与)に会った。「沖縄の国際人を探しているのだが、なかなか見つからない。だれかご存じないか」と尋ねたら、誰もいないという返事だった。強いてあげれば、高齢だがまだ活躍している尚弘子氏くらいかという。この人は、1932年生またれで、栄養学が専門、ミシガン大学で客員教授を務め、沖縄県副知事にもなった人で、現在、今年9月にスタートする沖縄技術大学院大学の理事である。

 なぜ、沖縄に国際派がいないのか。稲嶺氏から、興味深い話を聞いた。

 1972年の沖縄返還までは、沖縄行政府はアメリカの統治下にあり、公文書はすべて英語が中心だった。しかし、返還と同時に、対日本政府への連絡に変わったため、英語に堪能な国際派は不要になった。想像するに、それまで英語のことで冷や飯を食っていた派が勢いを得たことであろう。

 1972といえば、当時25歳だった人がいま65歳である。現役の長のほとんどは、国内派なのである。上が英語について自信がなければ、下も育たない。かくして、現在の沖縄では、60歳代のエグゼクティブ層から若年層まで、国際派はいなくなったと考えてよさそうである。

 

 その結果、沖縄には、東京を意識し、北ばかりに目を向ける習慣がついてしまった。若い人たちは、海外に出たがらない。台湾や東南アジアはすぐ近くなのりに興味を示さない。製造業がないから海外進出の動機もない。日本全体よりもグローバル意識は低いと感じられる。

 沖縄の経済的自立が沖縄の中でも重要課題になっている。自立には、本土市場にモノを売るか、世界市場をめざすほかない。本土から進出した企業や取引先では、安い労働力を提供するだけで、本土に向けて“輸出”はできない。海外をめざすほかないのである。

 しかし、海外への飛躍を計画する人材がいないとなると、人的資源を頼りにすることはできない。となれば、それに代るのは“情報”ということになろう。そこで、沖縄を日本の情報発信基地にすれば、沖縄は世界から注目される存在になるのではないか。それが沖縄の若い人たちの心にグローバルな意識をよみがえさせることができるかもしれない。それがいま進めている計画である。

 沖縄は、琉球王国時代、中国と日本の間に位置して、交易が盛んだったという歴史を持つ。米軍基地も含め、沖縄をグローバライズする可能性はある。

author:平田 周, category:人材, 10:43
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こんにちわ。
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よろしくお願いします。
Elizabeth Ch.
Elizabeth, 2012/08/29 1:52 PM









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