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カタカナ語のヘンなアクセント 「ライン」「ドラマ」「ネット」など

カタカナ語のヘンなアクセント 「ライン」「ドラマ」「ネット」など

平田 周

 

 多摩川河川敷で中学生が仲間によって殺された痛ましい事件はまだ記憶に新しい。この事件を報道するアナウンサーやキャスターが、村上遼太君が友だちとの交信に無料通信アプリ「LINE」(ライン)を使っていたことに触れていたが、このときの発音が気になった。

 「LINE」を「ライン」とアクセントを後ろに置く。英語であれば当然、「イン」である。同じようなことは、「ドラマ」や「ネット」などでも起きている現象である。若い人のクセというか、流行なのであろう。しかし、アウンサーまでがそれに従う必要ないではずだ。

 アクセンとだけでなく奇妙に聞こえるのがWebである。多くの人がこれを「ベ」と発音する。カタカナにしたとき、「ウェブ」と書くのが普通だが、【ウェ」(we)のせいだろうか、これが「ヴェ」あるいは「べ」になる。英語では明らかに「ウブ」である。「ウエブ」とすればよかったのに、「ウェブ」が通用するようになった(私はいまでも「ウエブ」と書く)。

 

 英語と違い日本語は単義語である。1つの言葉に1つの意味に使うことが多い。英語の場合は、ほとんどが多義語で、意味の多さは半端ではない。だから、先輩たちは工夫した。「ガラス」と「グラス」にしたり、「ストライク」と「ストライキ」と使い分けたりした。

 Lineも、地面に線を引くときは「イン」にし、通信アプリでは「ライン」と発音して区別する工夫なのだろうか。では「ネッ」はどうなのか。その必要はないはずだ。

 

 NHKにこのことを尋ねてみた。アナウンサーに、これらの言葉のアクセントについて指導はしていないということだった。各自が自分流でいいことになっているという。正式には、5年に1度、NHK放送文化研究所がアクセントについて定めることになっているという。それまでは、世間でどのように話されるかを観察する。

 なぜ、英語に近いアクセントにしないのかという質問には、原則的には人々が使っている様式に従うのであって、NHKとしてこれが正しい発音の仕方だということはしない方針とのことだった。

 私は、カタカナ語のアクセントが後ろに置かれることの違和感を説明したら、いまの若い人の傾向は、アクセントのない平坦な発音になっていると指摘された。私が後ろにアクセントがきていると感じるのは英語のアクセントと対比してそうなるのであって、実際はどこにもアクセントがないというのが正しいのかもしれない。確かに、日本語には強弱も、高低すらあまり強調しない、平べったい発音になる言語だ。

 

 言葉は、こうでなければならないと決めることはできない。人々の使い方で決まる。カタカナ語は、語源が英語であっても、日本語になったものだ。発音やアクセントが違うとわめいたところでしょせん意味はないのかもしれない。

author:平田 周, category:社会, 04:26
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Comment
私も全く同感です。NHKには受信料を払っているのに、聴きたくない・聴かされたくないお粗末な平板読み(無アクセント)のニュースや語りには閉口します。「ライン」については、先日、驚かされました。音楽番組で交響曲ラインのラインを平板読みしたアナウンサーがいました。
また、最近話題の五輪関連報道では「メダル」単独語を「メ」にアクセントをつけて話すアナウンサーは皆無で、みんな平板読みでした。片仮名語は、平板読みするものと刷り込まれているのでしょうか。あるいは、大衆迎合なのでしょうか?
NHKはこの状況を是正する気は無さそうだし、困ったものです。何とか変えたいです。


まさ, 2016/09/18 11:26 AM
 私も全く同じことを思います
「ドラマ」等の後ろにアクセントの他に
妙な頭高のアクセントも気になります

子供の学校の先生が「指導します」を
「獅童します」と連呼してると頭が痛くなります。
「解決する」も「カイ」にアクセント。
今朝はアナウンサーが「カイけつする」と
頭高に読んでいて落ち着きません

いくら日本語は変わると言っても
落ち着きませんし知性が感じられません

私1人が、叫んだところでどうしようもないのですが、このままでは駄目だと感じます
naoko, 2015/07/16 1:49 PM









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